戸隠神社五社巡り自主練

きたながのRC

2015年05月31日 21:13

今朝は、戸隠神社五社巡り自主練ってことで、緑の眩しい戸隠高原を走ってきました。

7時に宝光社に集まったのは、Y木さん、キタさん、T木さん、T中Mさん、T中Tさん、シカオさん、はるちゃん、IZMさん、トミケンさん、ちぴさん、haruの11名。
コースは宝光社~火之御子神社~足神社~小鳥ヶ池~硯石~鏡池~不動尊~天命稲荷~隋神門~奥社・九頭龍社~奥社入口~公明院飯縄天狗~中社~宝光社の約16㎞、30分予定オーバーで3時間半の走る旅。

まず宝光社の急な階段を上り、参拝してから神道を行きます。火之御子社の樹齢500年を越す二本杉(夫婦杉)でパワーチャージして 次は元々はスーパー鬼女のお墓なのだけれど、地元の人から健脚の足神さんと親しまれる足神社の前で足形撮影。


小鳥ヶ池を1周したところで T中Mさんは仕事のため残念ながら離脱。 結構頑張って上り切ったところが硯石。北アルプスは残念ながらほとんど望めなかったが、荒倉山と一夜山はよく見えた。 ここにも足神さんのおまん伝説の悲しい解説があった。

下りを気持ちよく走って まだほとんど観光客もいない静かな鏡池に到着。 風で波が立ち、山もガスって残念ながら鏡に映る戸隠連峰見れず。

ここから予定外の不動沢探検。 戸隠は、奥社・中社・宝光社の三社からなる広大なスピリチュアルスポット(聖地)です。平安時代から修験道が行われ、日本有数の霊地として知られ、パワースポットブームで観光客も急増。ところが誰も訪れることもない静かな聖地が これから向かう不動沢にあったのだ!!


「不動尊まで60分」と導標あったものの、急な上りを速歩で遥拝小屋まで10分少々。そこから不動沢まで慎重に下ってあっという間に目的地。 不動沢は西岳の本院岳と戸隠山の八方睨が水源の沢で、登山道がないので 現在は沢登りのクライマーしか入山することもない場所だが、遥拝小屋から少し下った平地に約500年前、真言宗のお寺(西光寺)があって、西光寺は主に西岳を中心に修業をしていた山伏の拠点で宿坊として賑わったたんだとか。 その後、真言宗と天台系の顕光寺(現在の奥社、中社、宝光社)の間に激しい争いがあり、西光寺は焼滅・亡滅してしまったそうだが、そんな歴史に思いを馳せ、途中大きな熊の糞、木の皮を剥いだ跡、獣の臭いにもワクワクしながら下って行くと、沢の向こうの絶壁に彫られた不動尊が見えたときは感動でした~! 登山、危険箇所はありませんと皆を騙してスミマセン。
この不動尊、江戸時代に川中島の人が奉納したとのこと。 山伏や修行僧は更に沢を登って 山奥深くに篭もって修行したことと思いますが、一般人はここで行き止まり。 冷たい沢の水は美味しかった! 戸隠の登山道では一不動の氷清水が有名だけど、この水も間違いなくもの凄いパワーを秘めた名水のはずです。

さて寄り道して遅れてしまったが、来た道を鏡池まで戻り、奥社参道の随神門を目指します。天命稲荷辺りからバードウォッチャーも増え、走らずに遊歩道を歩きました。 天然記念物にも指定されている奥社参道の杉並木。 JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合さんが入った祠に 今日はIZMさんが入りました~

奥社、九頭龍社をそそくさとお参りして奥社入口に戻ると、観光客も増え 熊笹ソフトや蕎麦屋も現れ、ようやく観光地っぽくなって来ました。 中社ではちょうど結婚式も見ること出来、三本杉の巨木にも触れ 無事宝光社に戻ること出来ました。


なんだかオマケの不動尊がメインになってしまった感じですが、参加のみなさん戸隠の魅力堪能出来ましたでしょうか? お疲れさまでした。 戻って来たらほぼ満車状態で、宝光社の駐車場を長時間占有して他の人に迷惑掛けてしまったかもというのが気がかりでしたが、地元で世界遺産級の自然と歴史の宝庫、 遊歩道もよく整備されているので、地図片手に またぜひとも訪れてみてください。
次の自主練は、7月12日 練習会の翌日ですが、昨年行って好評だった米子大瀑布に 今年も走って行ってみたいと思います。

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