「おそれるな」 灰二の言葉

きたながのRC

2010年04月17日 16:40

キタです、受付も済んで、いよいよ明日本番ですね。

天気も良さそうなので何よりレースを楽しみましょう。しかしそれでも記録を意識して昂ぶってしまう人に、灰二(ハイジ)のことばを送ります。ハイジは「風が強く吹いている(三浦しをん著)」の準主役。素人集団同然の寛政大学陸上部を箱根駅伝出場に導くリーダー。大勝負を前にして部員に向かって言います。



「おそれるな。君たちは十二分に練習を積んでいる。あとはプレッシャーをやすりに変えて心身を研磨すればいいだけだ。予選会で美しい刃になって走る自分をイメージして薄く鋭く研ぎ澄ませ。」

「俺が、俺たちが行きたいのは箱根じゃない。走ることによってだけ辿り着ける、どこかもっと遠く、深く、美しい場所。いますぐには無理でも、俺はいつかその場所を見たい。それまでは走り続ける。」

なーんて言ってみたいですね、ではまた明日。

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